「果樹栽培委と収穫体験講座」10 月17 日の活動報告

日時:10月17日(土)10:00~13:00
場所:安佐小河内集会所(安佐北区安佐町大字小河内)
講師:NPO法人小河内Oプロジェクトの迫田様、佐々木様、中川様
 
主催:広島文化学園米食文化研究会
企画:農・食・医 同源研究センター

今回の健康講座は、果樹栽培と収穫体験講座の第4 回目として広島市安佐北区小河内(お

うち)において、干し柿作りをする予定でした。しかし、今年は同地の柿が不作の年で

あることから、急きょ「柚子マーマレード」を作ることとなりました。

小河内地区は広島駅から自動車で安佐北の動物園を経て約一時間の距離にあり、滝山と牛

頭山の2つの山間にある落ち着いた集落です(写真1)。現在250 戸、人口は460 で、集落

1 人家庭は60 戸以上となっています。このように人口が少ないことから、ここでは地域

起こしのためのNPO 法人が活躍しています。そのNPO のプロジェクトであるO プロジェ

クトの発起人の一人である迫田さんと山下が知り合いであることからこの地で体験講座が開催されることとなったのです。参加者は、4 名でした。

柚子の木は高さ6m ほどで、集会所から道路沿いに約400m 離れた畑地にありました。実

の収穫の時期は、通常11 月に入ってからだそうです。しかし、今回マーマレードが作れる

ように、O プロジェクトの佐々木さん、迫田さん、中川さんにお手伝いいただき、できる

だけ黄色い実を収穫しました(写真23)。およそ一時間の作業で150 個ほどの実を集会

所に持ち帰りました(写真4)。昼食後、2 階の調理室に移り、佐々木さんのご指導で早速

マーマレード作りを始めました。まず柚子を輪切りにし、果汁を絞るとともに、種を取り

ます(写真5)。残った皮の部分を包丁で4 つに切り分けて、フードプロセッサでさらに細

かくし、それらを鍋で加熱して行きます(写真6)。焦げないようにかき混ぜて全体に熱が

通ったところで砂糖を加え、味を見ながら煮ていきます(写真7)。さらにはちみつを加え、

十分に煮あがったところで最後に塩を少々加えて味を調え、出来上がります(写真8)。後

片付けを済ませ、およそ1 時間20 分ほどで作業を終えました。ご指導またお手伝いいただ

きました佐々木さん、迫田さん、中川さんへ厚く御礼申し上げます。

今回の体験講座では、柚子の収穫や、お昼時間、マーマレードをつくっている合間に畑で

見つけた野蒜(写真9)やカヤの実、キャラボクの実、クコの実、サンシュユの実、アマチ

ャヅル(写真10)、和紙の原料であるコウゾなどの植物、また村で見られる野生動物の話を伺いました。そのうえ、この地域ならではの大根の古漬けや凍結熟柿を賞味させていただき、文字通りの「源快」にふさわしい大変楽しい時を過ごすことができました。特に、初めて食べたサルナシ(写真11:キュウイの原種)は本当に甘く、またキュウイの味がして驚かされました。そして、栽培ができれば村起しに使えるのではないかと勝手ながら感じました。

小河内では、今月末に養山八幡神社秋季祭・前夜祭行事の奉納芝居があります。帰り際に

見せていただいた芝居舞台がある集会所の広間の隅には太鼓が並んでいました(写真12)。

その折は、多くの氏子の人々が戻られて、にぎわうことと思います。改めて心からこの地

域の文化の継承と発展とを願って、この報告を終わります。(文責:中村 哲)

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2017年

5月

22日

ナシの袋かけが完了しました。

2017年

5月

16日

マスカットベリーA、藤稔、瀬戸ジャイアンツ